一般社団法人 鹿児島県治山林道協会

治山・林道で住みよい豊かな郷土
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事業紹介

事業内容

治山・林道事業に関する推進活動等の公益を目的とした事業

  1. 普及啓発活動
    1. ① 治山・森林整備事業の拡充促進を図るための施策の提言活動等
    2. ② 『森林ふれあいの旅』等のイベントの開催
    3. ③ 治山・林道PR標識の設置等
    4. ④ 山地災害防止標語及び写真コンクール
  2. 研修会活動
    1. ① 森林土木技術研修の開催等
    2. ② 治山・林道に関するコンクール・表彰等の実施
    3. ③ 治山林道に関する技術集の作成・提供
  3. 山地防災対策の活動
    1. ① 山地防災ヘルパーの活動支援

調査測量設計事業

  1. 治山及び林道に関する調査・測量・設計業務
  2. 治山・林道工事の技術管理業務
  3. 森林調査等業務
  4. 林道台帳整備等市町村支援業務
 

主な公益事業

森林(もり)とふれあう旅

 森林の果たす公益的機能や重要性を広く県民の皆様に伝えることを目的に、毎年、森林体験学習「森林(もり)とふれあう旅」を実施しています。

 本年度は、令和6年4月4日(木)に実施し、34名のご参加がありました。

 最初に、伊佐市菱刈の治山工事現場を視察して、荒廃地の拡大崩壊や侵食を抑止するための山腹工の役割などについて説明を行いました。

 次に、霧島市溝辺町において『タケノコ掘り体験』を行いました。昼食後、姶良市のさえずりの森にて、県産木材を使い、「キッチンペーパーホルダー」を作りました。

 その後、『森リンピック』と題して、間伐材などを使った「まと当て」などで楽しみました。

 参加された方々のアンケートでは、「日常生活の中ではなかなか体験できないタケノコ掘りを体験できてとても嬉しかった」「身近にある治山工事の役割の大切さがわかった」などの主催者として嬉しいご意見をいただきました。

 来年も、開催する予定です。多くの方々の参加をお待ちしております♪

山地災害防止標語コンクール

 令和5年12月、一般社団法人日本治山治水協会より「令和5年度山地災害防止標語コンクール」の結果が公表され、全国で
3,498点の応募があり、下記の11作品が入賞されました。

令和5年度山地災害防止標語コンクール

 

人材育成・技術の向上支援

  関係団体が主催する林業に携わる技術者等の研修に、測量等に関する講師として協会職員を派遣しました。

研修内容

  「緑の雇用」現場技能者育成対策集合研修(林業労働力確保支援センター主催) 
  研修者等:令和6年6月20日・24日霧島市溝辺公民館(みそめ館)において研修が実施されました。 

 研修内容:測量技術(コンパス)講義及び実習

治山林道研究発表論文集

 毎年鹿児島県が開催される『治山林道研究発表会』に参加するとともに、研究発表論文集を作成しております。

     令和3年度治山林道研究論文集(PDFファイル/16.8MB)

     令和4年度治山林道研究論文集(PDFファイル/9.6MB)

     令和5年度治山林道研究論文集(PDFファイル/25.7MB)

     令和6年度治山林道研究論文集(PDFファイル/7.5MB)

 

治山・林道コンクール

 一般社団法人日本治山治水協会・日本林道協会が、治山・林道工事等の施工技術向上等を目的に例年実施している治山・林道コンクールにおいて,令和6年度は,次のとおり本県関係者が受賞されました。

 令和6年度受賞内容

  第40回 民有林治山工事コンクール

  [林野庁長官賞]

   株式会社 福地建設 様 復旧治山事業(日置市 東市来町長里 大根城地内)

  第40回 民有林林道工事コンクール

  [林野庁長官賞]

   株式会社 鹿大丸 様 山村強靭化林道整備事業(鹿児島市 横見谷線2工区)

 

 

  第47回 林道維持管理コンクール

  [日本林道協会長賞]

   薩󠄀摩川内市 様 湯屋線

  第25回 民有林治山木材使用工事コンクール

  [一般社団法人 日本治山治水協会長賞]

   鹿児島地域振興局 森林土木係 様 復旧治山事業(日置市 東市来町 長里 大根城地内)

  第25回 民有林林道木材使用工事コンクール

  [日本林道協会長賞]

   熊毛支庁 森林土木係 様 森林管理道開設事業 屋久島北部3-3工区(農山漁村地域整備交付金)

 

山地防災ヘルパー

山地防災ヘルパーとは

 山地防災ヘルパーとは、山崩れや土石流などの災害情報を行政に伝達したり、山地災害危険地区等の周知,警戒避難体制の確立,防災意識の普及等の山地災害に関する情報を収集し,地域住民に素早く知らせる等の活動をボランティアで協力していただける方で、鹿児島県が「山地防災ヘルパー」として認定しており、現在649名が登録されています。

山地防災ヘルパー認定者数

  H21 H23 H25 H27 H29 R01 R03 R04 R05 R06
一般県民 0 1 2 2 3 3 2 2 1 1
建設業関係者 0 184 302 405 442 469 488 499 516 540
市町村職員 98 95 98 102 107 111 112 111 113 108
98 280 402 509 552 583 602 612 630 649

山地防災ヘルパー連絡協議会

 山地防災ヘルパー間の連携を強化し、山地防災に関する知識の習得や幅広い県民への参加促進等、組織的な活動の強化を図ることを目的に、平成23年3月に「鹿児島県山地防災ヘルパー連絡協議会」が設立されました。県と山地防災ヘルパー連絡協議会は協働で研修等を実施し、地域防災力のレベルアップを図ることとしています。 当協会は、山地防災ヘルパー連絡協議会の事務局を担当しています。

 

山地防災ヘルパー研修会

 山地防災に関する知識や災害発生時の情報収集、治山施設点検方法などに関する研修会を例年2回開催しています。

 令和6年度の協議会総会及び研修会を5月27日に行いました。研修会では、鹿児島大学共通教育センターの井村隆介様に「災害時における自助・共助・公助」と題して講演いただききました。

 また,令和6年度の現地研修会を大隅地区で10月18日に,薩摩地区で10月21日に開催しました。室内研修では、鹿児島県専門防災アドバイザーの用貝敏郎様に「気象及び災害等に関すること」と題して講演いただききました。

  令和6年度総会及び研修会

  令和6年度現地研修会(薩摩地区)

  令和6年度現地研修会(大隅地区)

 

主な調査測量設計事業

治山及び林道に関する調査・測量・設計業務

 当協会は、治山事業や林道事業の測量設計を行っています。 業務にあたっては、正確で精度の高い測量・設計に努めています。(平成15年9月ISO9001取得) また、ドローンや3Dレーザースキャナー等最新機材も導入しています。

 

治山・林道工事の技術管理業務

 治山・林道工事の施工管理指導を行っています。

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